できごと

「変わり始めた”就活”」-NHKニュースから-

 NHKニュースで「変わり始めた“就活”」を見ました。

内容は

 リクルートスーツに身を包み、試験対策本を読み、面接対策講座を受けた学生が企業の面接官の質問に答える…。こうしたマニュアル化された“就活”が変わり始めています。企業が学生を訪ねる「逆求人」や、企業による「就活=スーツ」を変えようという呼びかけなど、新たな取り組みを伝えます。

というものでした。

 企業側も、画一化された就活マニュアル通りに”正しく”振る舞える人ではなく、企業にとって役に立つ個性をもった人材を求めているということの表れだと思いました。

 そういう意図ですから 企業の人事担当者もダークカラーのスーツではなく、比較的くだけた感じのジャケットにシャツを着ていました。

 このニュースを見ていて、次の3つの点を感じました。

1.確かにマニュアル通りの対応ができても実際仕事を始めたら”指示待ち部下”(=指示通りに仕事をすることはできるが、指示がなければ動けない)になってしまう可能性もある。だから、自分で考えて自分の個性をいかにアピールするかを見たい、という採用側の意図も納得できる。

2.しかし、この動きはあくまでも一部の企業に見られる傾向で、現実的に多くの企業がこの様な考え方で取り入れるようになるのは、ずいぶん先のことであろう。しかも、これまでも「就活≠スーツ」というような採用活動を行っている企業もある。だから、就活をする側も企業の求める人材に合わせて、自分のアピール方法を工夫する必要がある。

3.どんなに「就活≠スーツ」と言われても、マナーやTPOをわきまえているか、社会常識を持っているかなどは、厳しく問われるわけで、そういう意味でもますますきちんとして準備をしておくことが必要になってきている。

 

 つまり、これまでのキャリアコンサルティングのやり方に加えて、さらに人間力を高め、付け焼刃ではないマナーを身につけることが必要になっていくと思いました。

2012-02-21

てまひま堂 工場見学 ー 丁寧でうれしいサービス

 弊社が実施している基金訓練の授業の一環で、職場見学があります。これまでは県庁、NHK、さつまあげなどの食品製造の工場見学などを実施してきました。

 このところ、各教室の職場見学で3回にわたって「株式会社てまひま堂」の工場を見学させていただいております。

 てまひま堂というのは、健康食品『てまひま堂のにんにく卵黄 229-55』の製造販売をしている会社です。ここでは、徹底した衛生管理、安全管理とお客様の立場に立ったサービスについて学ぶことができました。

 工場見学は、説明の方の話し方もとてもわかりやすく、また建物内も清潔で、すれ違う従業員の方々も気持ち良い挨拶をしてくださいました。

 さらに加えて、昼食に美味しい福わらじの黒豚しゃぶしゃぶもいただきました。この時、ニンニク卵黄に使わているたまご牧場のたまごを使った卵かけごはんもいただけて、本当に至れり尽くせりでした。

 さらにさらに、後日当日の写真を印刷して送ってくださいました。最近は写真もデジタルデータですから、メールに添付して送っていただいてもうれしいのですが、人数分をきれいな写真にして送ってくださったので、いい記念になりました。

 会社名のとおり、いろいろな面で「てまひま」かけてくださっているのがよくわかりましたし、見習わなければならないところがたくさんあったと思います。

 訓練生のみなさんも、そういう面も含めて多くの学びがあった職場見学になったと思います。

2012-02-15

ビジョンをアカウンタブルに伝える

手に入れたいものや実現したいことを明確にゴールとして設定したとき、
それはそのゴールの先のビジョン(ありたい状態・なりたい姿)を実現するためのものであることが望ましいといえます。
ビジョンが明確になっていないと、何のために努力しているか分からなくなってしまいます。

ビジョンを描き、伝えることは、リーダーの大事な役割の一つです。
その時に、気を付けたいのがアカウンタビリティ(主体性)。

ビジョンを自分の事として責任を持って伝える。
そうすることで、組織の目標を押し付けの目標ではなく、自分の目標(=実現したいこと)として捉え、主体的な創意工夫を伴った行動が始まります。
また、主体的な行動は「やる気」に繋がり、高い成果を出しやすくなります。

ビジョンを伝える際にアカウンタビリティが伴わないと、単なる仕事の押し付けになってしまいかねません。

リーダーとしての関わり方のポイントの一つとして、意識していきたいものです。

2012-02-14

面接のポイント 南日本新聞掲載

 2月11日 南日本新聞 17面 キャンパスウェーブに「面接試験 ポイントは?」というタイトルで、インタビュー記事が掲載されました。

 記事にもありますが、「準備、自信、熱意」の3つをポイントに挙げました。内容をかいつまんで書いてみます。

 まずは、とにもかくにも「準備」。

 具体的には、自分が本当にやりたいことは何でどんな強みを生かしたいのかを知る。また、働きたい会社がどんな人材を求めているかを知る。その会社に自分が貢献できる(役立つ)ことをアピールするには、効果的な伝え方も準備しておかなければうまくいかない。

 身だしなみを含むマナーもしかり。敬語などの言葉づかいは緊張するとついつい普段の言葉づかいになってしまうから、早めに練習して慣れておくこと、これも大切な準備。

 また、さまざまな質問に対して、「自分の考えを自分の言葉で語れる」準備もしかり。借り物の言葉を記憶して、どんなに立派なことを話しても、採用する側には思いを伝えることはできない。(採用する側にも、借り物の言葉はすぐにわかってしまう)

 自分にできるベストな準備を済ませたら「私はできることはすべてやった」という「自信」をもって面接に臨む。でも、どんなに準備をしても面接では緊張します。緊張しないようにと思うよりは、これくらい緊張しても十分準備したから大丈夫!という自信を持って臨むことが大事。

 そして、準備をきちんとすることは「私は貴社に入りたい」という「熱意」があるということにもなる。

 もし、十分な準備をせずに面接に臨んでいて、それが相手に伝わったら「準備不足=熱意がない」と思われてもしょうがない。

 また「熱意」を伝えるときは、説明ではなくアピールをしてほしい。「私は◎◎ができます」という説明は書類を見ただけでもわかる。「私は◎◎ができるから、だからこそ私を採用すれば、貴社にとってこんなにいいことがあるんです。(心の声=だから私を採用しないなんてもったいないです)」というくらいのアピールをしてください。

 面接する側は、「この人と一緒に働けるだろうか」「将来、どんなふうに会社に貢献してくれるんだろう」ということを知りたいと思っている。だから、背伸びをしたり自分を必要以上に良く見せようとせずに、ありのままの自分の、そのベストな状態を見てもらえるようにする。

*著作権保護の観点から、記事は掲載しておりません。詳細は、弊社へお問い合わせください。

 

2012-02-12

留学生 日本語能力検定1級に合格

 先日帰国した上海の留学生が、12月に受験した日本語能力検定1級に合格したことが分かりました。

めでたいことで関係者みんなで喜んでいます。

 彼女は来日した時はすでに2級を持っていました。

 しかし、来日時AFSのボランティアスタッフで日本語教師の資格を持っている人に1級に合格できる可能性について聴いたところ、かなり難しいという返事でした。

 来日してからおよそ3ヵ月で試験ということですから、学校の勉強もしながら1級の勉強も一生懸命やらなければなりませんでした。彼女はよく頑張ったんだと思います。それから、試験勉強をする習慣ができていたんだと思います。

 私自身、試験勉強は大大大の苦手で、いつもギリギリまで準備をせずに「もっと早くからまじめにやっておけばよかった」と後悔します(今でもそうです :) )。

このところ、周りから”困難な資格だけどコツコツがんばって合格しました”という話をよく聞きます。

私も、また難しいことにチャレンジしたくなってきました。

2012-02-11

「聴?くときは」

おかげさまで年が明けてから、続々とコーチングのお申し込みをいただいております。

そんな中、既にセッションをスタートした方々のお話から、改めて「相手の話を聴く」ことの難しさを確認しています。

セッションのテーマには様々なものがありますが
多くの方に共通するものの中に、人間関係やコミュニケーションに関するものがあります

セッションが進むにつれ、「聴く」ことの大切さに気づき
だいぶ「聴く」ことを意識し始めました。という言葉を聞くと嬉しくなります。

そんな時、よりコミュニケーションをよくするために出す質問に次のようなものがあります。

 「聴いている時はどのようにして聴いていますか?」
 「あなたが聴いてもらえたと感じる人の聴き方の特徴は?」

あなたの視線は? 表情は? 態度は?
相手の話が、自分の持っている答えと違う時にはどうですか?

「聴く」というと、つい受身の行動のように思いがちですが
実に多くのものを、言葉以外で、 “聴きながら” 相手に伝えています。
それも、無意識のうちに。

相手に本当に聴いてもらえた、と思っていただくためにも
ぜひ一度、自分の聴き方についてチェックしてみてください。

2012-02-06

上海からの留学生 無事帰国

 昨年8月23日から我が家に滞在していた、上海からの留学生 ジン ユーチン が、2月4日無事に本国へ戻りました。けがや病気もなく無事に送りかえせたことで、肩の荷がおりました。ほっと一息です。

 今回の受け入れを通して感じたこと、学んだこと。

☆(毎回同じことを感じるのだけれど)異なる価値観の共有は口で言うほど簡単ではないということ

☆言葉はできなくても心で通じ合えるというけれど、やっぱり言葉も通じたほうがいいということ

☆でも結局、国の違いよりも個性、つまり個々人が育った環境や影響を受けた周囲の人の考え方が、価値観の違いを生んでいるということ。(つまり、日本人同士でも価値観の違いはあって、一緒に住めば同じようなことを感じるだろうということ)

☆留学生が大人になったとき、鹿児島のことをわが第二の故郷とおもってくれるのだろう、ということ。それがとても楽しみだということ。

自称”国際交流ばか”の私ですが、しばらくホストファミリーは休む予定。

私自身の夢と直結している国際交流ですから、夢の具現化を少し進めてから、また再開したいと思っています。

2012-02-04

bigな幸せ ご報告

この1月に弊社の社員同士が結婚いたしました。

M&J.jpg

幸せのおすそ分けで、二人の写真をお届けします:-)

(二人は28日に霧島神宮で挙式し、披露宴は行いませんでした)

2012-02-01

肩こりが消える姿勢

 ずっと以前に本で読んだことを、今日講座の途中で話していて、気づいたことがあります。

そもそも、私自身「万年肩こり症」で、両肩ともに鉄板が入っているようにこっています。

 でもそんな肩こり症の私でも、背筋を伸ばして胸を開いて背骨と頭が一直線になるような姿勢をとると、首筋や肩がとても柔らかくなるのです。そしてその姿勢を維持している間は、肩も首もとても楽でリラックスしています。

 つまり、肩こりが消えているのです。ずっとこの姿勢を続けていられればいいのですが、普段前かがみの姿勢に慣れてしまっているので、ついついいつもの姿勢に戻ってしまい、そうなるとまた肩や首にこりを感じます。

 普段から肩や首がリラックスしている姿勢を保てるように、腹筋や背筋やその他の筋肉を鍛えておけば、あっという間に肩こりとさよならできるということなのかもしれない、と思いました。

2011-11-18

大学での講義が始まりました

 「就業力向上とキャリア形成」をテーマに15回(×2コマ)の講義が始まりました。1年生全学科を対象としています。

 今年は大震災や円高の影響などで、就職活動は益々厳しさを増しています。また、これからもしばらくはこの厳しさが続くことが予想されます。このようななか、厳しさに立ち向かい自分らしい働き方を選択していただくためにも、1年生という早い時期からキャリア形成に取り組むことの重要性がますます高まっていると思います。

 さて、授業の内容もさることながら、授業の最後に毎回「今日気づいた私の強み」をレポートとして書いていただいています。すでに5回以上書いていただいているので、お一人お一人の沢山の強みの洗い出しが出来つつあります。

 ビックリするような発想の強みがあったり、その人らしいなぁと思えるような強みがあったりで、毎回読むのが楽しみです。

 中には「友達とおしゃべりしていて叱られた。でもその時、叱られたことを受け入れられる自分がいた。これも強みかもしれないと思った」というレポートもありました。決して他人の受けkりや物まねでは出てこない強みだと思い、頼もしく思いました。

 まだ入試が終わって入学して半年。今は自己理解を促進したり社会人基礎力を高めたりしつつ、2年後の本格的な就職活動に向けての助走期間にしたいと思います。

2011-10-18

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