できごと
気配りの一言 鹿児島市営バス 菊永 俊大さん
今日は事情があってバスで出社。いつもの鹿児島市営バス11番線ですが、とても気持ちのいい運転手だったのでご紹介したくなりました。お名前は菊永 俊大さん。
待っていたバス停についたそのスピーカーから一言、「お寒いところ長らくお待たせいたしました」と。実は1分も遅れていないのですが。
菊永さんは、バス停に着くたびに外のスピーカーに切り替えて、同じように話していました。車内アナウンスでも同様で、「しばらく揺れます、おつかまりください」「カーブします、お手回り品にお気を付けください」降りる小学生には「いつもありがとうね」大人には「ありがとうございました」と声をかけていました。
乗客を運ぶという他の運転手と同じ仕事をしているだけなのだけれど、このアナウンスのおかげで心なしか車内の空気がなごんでいたように感じました。また、そのアナウンスをしている菊永さんの表情も明るくて楽しんでいるように見えました。仕事というのはこういう風にするものなのだな、と思います。
大震災の重苦しいニュースを聞くことが多いこの数日間であるだけになおさら、とてもすがすがしい一日の始まりになりました。
心の中に生きるということ
東北太平洋沖地震で騒然としていた先週土曜日、甲南高等学校の校長先生のご葬儀に参列してきました。校長先生はまだ60歳前で、これからもご活躍を期待される、本当に惜しまれるご逝去でした。
亡くなられる前日までお元気で会話を交わされていらしたとのことで、ご家族や学校関係者の皆様のご心痛や驚きは大変なことであろうと拝察しております。
弊社は、国際交流ボランティアで高校生の交換留学をサポートする活動をしていますが、その受け入れ校としていつもお世話になっており、それだけでなく、2009年11月には生活指導研究協議会で講師としてお招きいただくなど、仕事上でも大変お世話になっております。
留学生受入れのお願いでうかがった時、本題の話はそこそこにして、最近の高校生の保護者の話や若い先生たちとの価値観の違いなどについて、1時間以上会話をさせていただいたことを思い出しました。いまでも、そのお話の内容は鮮明に記憶しています。
また、数人の弔辞の最後に甲南高校の生徒会長からの弔辞がありました。そのなかで彼女は、これまでに校長先生からかけられた愛情あふれる言葉の数々を、いとおしむ様に大切そうに話してくれました。きっと、これから長い人生で困難な時や感動する時、きっと何回もこの言葉を繰り返し思い出すのでしょう。
普段話している言葉、それは受け取り方によっては、遠く離れても何年たっても、心の中で生き続けるものなのだろうと思いました。
謹んで校長先生のご冥福をお祈りいたします。
手作りのメッセージカード:承認された嬉しさ
昨年11月からの鹿児島純心女子大学でのキャリアコンサルティングも、今月で終わります。今大学は春休みに入っていますが、就職活動に熱心な3年生が、相談室を訪れてくださってグループディスカッションや面接練習に励んでいます。
その中の1人の方が、もうすぐ私の訪問が終わることを知り、手作りのメッセージカードを持ってきてくれました。書かれたメッセージのひとつひとつがとても嬉しいでしたし、このカードを作るためにどれだけの時間を割いてくれたのだろうと思うと、じーんと来ました。彼女も熱心に就職活動に取り組んでいるので、きっと想いにマッチするところに就職がきまるだろうと信じています。
そして、私自身にとって、こんなに純粋に素直に”認めてもらえる”ことが、次へのエネルギーの源になることをあらためて感じました。
めいど?鳴動? 人はききたいようにきくんだなぁ、ということ
昨年からキャリアコンサルティングで伺っている鹿児島純心女子大学では、今日は非常用放送設備の点検の日でした。
「ただいま非常用放送設備の点検中です。サイレンがめいどします」とのアナウンス。
”めいどする”?って??冥土?メイド?
何回か聞いてるうちにわかりました。「鳴動」ですね、きっと。
そう思ってきくと”鳴動”に聞こえてきます。
「人は話したいように話し、ききたいようにきく」
人前で話すときには気をつけているつもりですが、私の発する言葉がどんなふうに漢字変換されて受け取られているのか、確認できるものならしてみたい気になりました。
うれしいメール:講座のご依頼
昨年、知人の紹介で鹿児島市内の病院の管理職のみなさまにコーチング講習会(4時間×3回)を実施いたしました。
そして今日、今年も。。。というご依頼のメールをいただきました。
再度のご依頼もとてもありがたいのですが、それにもましてメールの文面にあった内容がより嬉しいものでした。
-文面より-
”研修後に主任連絡会議で実践の報告会をすることを自主決定し、12月から事例報告会を行なっています。自分のスタッフへの関わり方についてコーチングフローにそって分析し、自分の課題などをみつけることができているようです。
「研修で得たものを実践で役立てる。」言うは易し行なうは難しではありますが、今後も実践できるよう努力していきたいと思っております。”
—-
学んだことを実践に生かすことが大切だとわかっていてもなかなかできないものです。
それを実行なさっておられることに、感動すら覚えました。
私たちも、実践実践です。そして、より”実践にむすびつく学びの提供”に心がけていきたい!と思います。
今日のランチでのひとこま
食事の味も、目から入ってくる情報にかなり左右されるんだな、と実感した話。
今日は、お客さまとの食事で利用できるようなレストランの下見を兼ねて、久しぶりに外でランチ
風は冷たいけど、お天気も良くていい気分でお店へ!
それに、そこは最近見つけた別のイタリアンレストラン(ここは美味しい!)のシェフからのお薦めだったので、ちょっと期待して。。。
でも、結果はNG
何がかって言うと、たぶんオーナーと思しき人の服装と態度。
内装などおしゃれで従業員も普通に気持ち良く接してくれて、味はまぁまぁだったとは思うのだけど。。。
この店は店内の窓際に、個室みたいなスペースがあり、そこは実はオーナー(らしき人)の個室のようで、黒っぽいスリッパにジャージみたいな服で、その個室から出入りするんです。
美味しく食事したいと思って行ったのですが、生活感ありありであまり清潔感は感じられず、味も美味しいと感じることはできませんでした。。
わたしたちも、こんな風に見られる可能性があることを、いつも意識してた方がいいなぁ、と思うひとこまでした。
インフルエンザ対策
A-cubeの社員の一人もとうとうインフルエンザに罹ってしまいました。(といっても、室内の空気は空気清浄機や換気扇で常に入替えていますから、安心して来社ください。)
皆様の周囲には罹っている方がいらっしゃいませんか?
インフルエンザの基礎知識はこちらから。。。http://dl.med.or.jp/dl-med/influenza/infl_kisochishiki_pamphlet.pdf
もちろん、予防が一番大切なのですが、罹ってしまったらどうすればいいか、NHKの「ためしてガッテン」のホームページに感染を防ぐ方法も掲載されています。
http://www.nhk.or.jp/gatten/archive/2009q1/20090204.html
そして、意外なことに丁寧な歯磨きと舌磨きでかなり予防できるのだそうです。
年度末に向けて忙しくなるこの時期、仕事のパフォーマンスが落ちてしまわないように、念には念を入れて対策をとってください。
JAPAN APT 大研修会
8日(土)に、心理学者ユングのタイプ論に基づいた性格検査
“MBTI”の全国大会&大研修会に参加してきました
参加者は、企業の人事部や心理カウンセリング,キャリアカウンセリング等の専門分野で活躍されている方々で、多くの役立つ情報や刺激を頂きました
個人的にもっと自分に必要だと強く感じたのは
自分と違うタイプの人が使うタイプ言語をもっと多く知り、理解し、使えるようになることでしたそのことで、より、相互理解が深まりやすくなり、信頼関係を築くのに役立つ、逆に言うと、自分と違うタイプ言語を軽んじてしまい、誤解や行き違いが生じやすくなりうるものなのです
コミュニケーションにおいても、リーダーシップを発揮する上でも、様々な場面で役に立つと、あらためて実感しました
興味のある方は、弊社でも体験できるセミナーを開催しておりますのでホームページをご覧下さい
参考:日本MBTI協会ホームページより抜粋
MBTIとは、心理学的タイプの指向についての理解を促すために考案された性格検査である。もともとは、1940年代にイザベル・ブリッグス・マイヤーズとキャサリン・クック・ブリッグスによって、カール・ユングの人間の性格理論をわかりやすく、日常生活で使いやすいものにするために開発され、いまでは世界でもっとも広く活用されている性格検査となっており、もっとも洗練されたものとしても知られている。
MBTIの目指すことは、個人にレッテルをはることでも、良い性格や悪い性格をあてがうことでもなく、お互いの理解やよりよいコミュニケーションを可能にする雰囲気を創ることである。四文字で表記されるタイプは、個人が(1)外向と内向のどちらを指向するか、(2)感覚機能と直観機能のどちらを指向するか、(3)思考機能と感情機能のどちらを指向するか、(4)判断的態度と知覚的態度のどちらを指向するかを示す。個人の行動、価値観、態度は、いろいろな要因が絡み合いながら生じてくるものだが、MBTIでは、各タイプを指向するほとんどの人に共通している普遍的なパターンを要約して紹介している。
なみへい A-cube忘年会 Part1
11月7日は弊社役員2人がたまたま別用で東京に行ったので、“リーダーズサロンなみへい”にて、忘年会(?!)Part1とあいなりました。
この日はたまたま北海道浦幌から、目黒生まれで漁師になった近江さんが、本ししゃもの刺身をもってやってくる。近江さんを囲む会。
(近江さんはこんな人)
本ししゃもは、焼き物や揚げ物もとってもおいしかったのですが。。。
人生約ン0年で初めて味わった”本ししゃもの刺身”!
美味でしたーー
そして、そこで知り合った経営者の皆様方との語らいも、ほんししゃもに負けず劣らず味わい深いものでした。
『叱る』の前にできること~感動の長文~
先日、某小学校のPTA新聞(正式名称は失念してしまいました、すみません)に、『叱る』と『怒る』について、記事を書きたいからインタビューしたいというお申し出をいただき、おうけしました。
そのとき『叱る』や『怒る』の前に、できることがあるのではないでしょうか?というお話をしました。
「相手は子どもだから」と下に見るのでなく、一人の人間として尊重し話しあい、できていることを認める、ということを『叱る』の前にやってみることをお勧めしました。
そうすれば『叱る』回数が減って、ついつい叱ってしまい後でいやな気持ちになるお母さんのメンタルヘルスにもいいのではないかと。
↑ここまでは、インタビューをおうけしました、という記事です。
↓ここからは、インタビュー内容を記事にする広報担当の方の、その後の感動的なお話です。
これからご紹介するMAILは、とても軽々と書かれていますが、これまでのお母さんとしての悩みと、それがちょっとしたキッカケで解決できた(または、解決の糸口がつかめた)ことの喜びが、まっすぐに伝わってきました。
コーチング・コミュニケーションのもつ力の素晴らしさを改めて感じることができたできごとでした。
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第1話(MAILでいただいた内容を、ご本人の承諾を得て転載しています)
先日の取材で聞いたお話を長女にさっそく実践しています。
もちろん、すぐにガラっと変わった訳ではありませんが、1時間以上かかっていた漢字の書きとリを15分以内で済ませるようになりました。
空いた時間で好きな本を読んだりテレビを見たり。
「課題をキチンとこなす楽しさ」をやっと会得したようです。
怒る回数も半分以下に減りました!
もちろん、変わったのは長女だけでなく私の気持ち(と、やり方)もあるのでしょうけど。
こんな喜びが、この記事で伝わればいいな…と思っています。
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第2話(この内容をご紹介して良いでしょうか、という私からの問いあわせに対するお返事でいただきました)
(一部略)
参考までに。
長女のマイペースぶりは昔から有名でして。
「やる気がなくて某有名音楽教室で暗に退学を勧められた(前代未聞らしい…)」とか。
「幼稚園入園式の時に座っていられず、舞台にあがり、挨拶する園長先生の隣に立っていた。」とか。
「1年の1学期には授業中に課題が終わらず、毎日昼休み返上で課題をやっていた。」とか。 最近では「算数のテストで先生が『早く終わった人は裏に先生の似顔絵を描いてね』といったところ、確かめもせずにテストを済ませ、裏面にカラーで素晴らしい似顔絵を描いた。(ちなみにテストは50点(T T))」とか。
伝説は数々。私も人からいろいろ聞くたびに「すみません」の連続でした。担任の先生にもたびたび呼び出されましたし、正直「発達障害」を疑って専門機関に相談したことがあるほどです。
それが、こんなきっかけで解けてしまう問題だったとは!!
最近は習い事の練習も自分から進んでやっている時もあります。
(もちろん、大げさすぎるほど褒める。)
某音楽教室から「向いてない」のレッテルを貼られたピアノも、半年前に別な教室で再開。なんと、ただいま両手で歌いながら弾いてます。
(これは先生とダブルで褒める。ホントに目覚しい進歩らしい)
(中略)
今だったら、あのテストの裏のカラー似顔絵、私が花丸して100点をつけてあげられるのにな~。 もったいないことをしました。
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