スタッフブログ
「帰るときも楽しみにしてくださいね!」-佐川急便にて
先日、営業所に留め置きにしてもらった荷物を取りに佐川急便 鹿児島店に行った時のことです。
ドアを開けて入るなり、広々とした店内の全員が、立ち上がってこちらを見て「いらっしゃいませ」と挨拶をしてくださいました。
応対してくださった女性に「挨拶が気持ちいいですね」とお話したら、にっこり笑って「帰るときも楽しみにしてくださいね!」とのこと。
本当に楽しみにしながら帰ろうとしたとき、その彼女が「お客様がお帰りです」と声をかけ、また全員が立ち上がって「ありがとうございました」と挨拶をしてくださいました。振り返ったら彼女は嬉しそうに(ちょっと得意そうに)ほほえんでいました。
実は以前、家族が車を駐車していたら(駐車可の場所です)、佐川急便のトラックのドアにひっかけられて破損したことがありました。その交渉中に不愉快な思いをしたことが有って、佐川急便にはあまりいいイメージを持っていませんでした。
でも、気持ちのいい挨拶のおかげで、すっかり以前のイメージは払拭され佐川急便に良いイメージをもつようになりました。やっぱり、挨拶って本当に大切ですね!
香港からの留学生
香港城市大学から、約1週間(15日~22日)、2人のかわいい学生さんがホームステイしました。
毎年鹿児島県が受け入れており、鹿児島に3週間、東京に1週間の計1カ月ほど日本に滞在します。
留学生は、予め呼びやすいようにニックネームをつけています。今年は “ハル”(嵐の桜井君のファン) と “ヘイリー”(嵐の大野君のファン) でした。
いつも驚かされるのは、日本語の勉強を始めて1~2年程度で、日常会話は問題なく出来ること。私が3・3・4の10年間勉強した英語より、遥かに達者です。
せっかく日本語の勉強も兼ねてきているので、出来る限り日本語で話しますが、これが、自分自身の日本語の再確認にもなります。何が解りやすくて何が解りにくいのか。それだけでも大きな収穫のある1週間です。
鹿児島について聞くと、最初に桜島の雄大さと、自然の多さに感動し、大好きになったと言ってくれました。(心の中で小さくガッツポーズです)素直にありがとうと伝えると、少し照れ臭そうに「どういたしまして」と返してくれました。きれいな日本語に感心してしまいます。
もう一つ感心したのは、食事の準備や片付け、掃除など、とても積極的に手伝ってくれました。(手伝うのは当たり前とお考えの方も多いかもしれませんが、知らない国の勝手が解らない中で「手伝います」と言うだけでなく動くことが出来るのは、これまでの経験上かなり少数派です)
28日(土)には、鹿児島を離れる送別会が開催されるそうです。また面白い話を聴かせてもらえそうで楽しみです。
充実した楽しい1ヶ月を過ごして、少しでも日本を理解してもらいたいと願っています。
SV(スーパービジョン)による気付き
先日、自分自身のキャリアカウンセリングの場面を検証して頂き、面談の在り方やスキルを見直す、スーパービジョンを受ける研修がありました。
キャリアカウンセリングを実施する者は、クライアント(お客様)に質の高い面談を提供するために定期的に受ける必要があるとされています。
今回は、NPO鹿児島キャリア形成支援センターの呼掛けで8名の受講者を募り、(株)テクノファを通じて、JCC(NPO日本キャリアカウンセリング研究会)代表理事の今野能志先生にスーパーバイザーとして鹿児島に来ていただきました。
キャリアコンサルタントを志した頃からお世話になっている先生ですが、東京と鹿児島では頻繁に教えを乞う事も叶いません。約1年ぶりの再会でしたが、お忙しい中、東京⇔鹿児島を日帰りの強行軍で来て下さり、ゆっくりお話しする時間は取れませんでした。
事前にお送りしていた逐語録(面談の内容を一言一句逃さず文章に起したもの)を基に、受講生一人一人に的確なフィードバックをしていただきました。普段、自分の面談をきちんと振り返る機会は、なかなか作れません。受講した皆さん、かなり緊張しながら受けつつも、それぞれにとても大きな気付きや、自分の中にある引っ掛かりがとれ、腑に落ち、大きな成果や今後の課題を手に入れたようです。
私の面談の中で指摘して頂いたのが 「無意識に解らないものをごまかしている」 というものでした。『無意識』ですから、当然、自分では気付いていない部分です。そこを修正していくのには、とても時間が掛かることが予想されます。一つ一つの面談を振り返り、クライアントの言葉を丁寧に丁寧に丁寧に、繰り返し理解しようとし続ける必要があります。これはコーチングにも大事なことです。とても大きな課題を手に入れることが出来ました。
まさしく“日々是鍛錬”,“日々是精進”です。クライアントにとって真の意味で有益な面談ができるように、また、このような研鑽の機会が鹿児島でもっと作れるようにすることも含めて、やらなければならないことはたくさんあると実感しました。
大雨警報
25日(月)は、終日大雨警報が発令されていました。
求職者支援訓練は、台風が来た時など、訓練校が危険と判断した場合は、訓練を休講とします。
その目安として、午前はam7:00の時点で、午後はam10:00の時点で暴風・大雨警報が発令されていて、訓練校が危険と判断した場合、という基準が設けられています。
ただ、ちょっと戸惑うのが、『訓練校が判断』という部分です。受講生の皆さんの安全な受講を確保するために、慎重に判断をしますが、25日(月)は、かなり判断に迷いました。
休講した場合は、受講生の皆さんが仕上り目標に到達するために、予定のカリキュラムを受けられるよう補講を実施することとなっています。ただし、予定の期間内に実施する必要があります。鹿児島は大雨警報は比較的多く出されるため、大雨警報で毎回休講すると、期間内に補講が出来なくなってしまい、受講生の皆さんにご迷惑をおかけしてしまう恐れがあります。
今のところは、そういった状況に対する救済措置は無いため、休講するかどうかの判断にも非常に迷ってしまうということなのです。
梅雨の間と台風シーズンは、警報が出るほどの雨風にならないように、祈る日々が続きます。
TV取材@高校生就職支援セミナーin薩南工業高等学校様
昨日、20日は、薩南工業高等学校で3年生を対象としたセミナーでした。
鹿児島県が実施している施策を紹介するTV番組「ふるさと鹿児島」(MBC 土曜日11:15~11:30)の、厳しい雇用情勢を改善するための取組みをご紹介する、という企画で取材を受けました。
就職試験直前の3年生ということで学校から、就職活動の書類作成と面接でのポイントについて重点的に、とご要望を頂いたので、以下の内容で実施しました。
実施時間は50分×2コマです。
1.平成23年度の高校新卒者の就職状況と、それに関する情勢について
2.就職活動のポイント
3.志望動機(書類)作成の考え方
4.面接のポイント
5.模擬面接
始まる前は緊張でどうなることかと思いましたが、普段いろんな所でお伝えしている内容であることと、前もって準備をしっかりしていたことで、思いの外緊張せずに進めることが出来ました。
途中10分間の休憩のときにインタビューを受けました。レポーターは、鹿児島で活躍されている、柴さとみ さんでした。緊張で顔は引きつり、2回噛んでしまいましたが、柴さんの上手なインタビューのおかげもあり、何とか事前に考えていた内容は話せたと思います。
事前に考えている中で、就職はゴールではなく通過点であり、自分の人生を自分で作るスタート地点であるとの思いが、あらためて強くなりました。
参加した学生さん達も、真剣に聞いてくださって、終了時の全員で行った挨拶は、始まりのときのそれとはまったく違って、別集団ではないかと見間違うほど素晴らしいものでした。
模擬面接に参加してくださった代表の生徒さん達は、とても緊張する中、ややぎこちなさは残るものの、今できる精一杯を尽くしてくださいました。これからの本番に向けて、とても良い経験になったのではないかと思います。
人生の大きな岐路に立つ皆さんが、より良い成果を挙げられるよう、また今日の内容が少しでもお役に立つことを切に願ってやみません。
私にとっても、 とても良い経験になりました。生徒さん、先生方、スタッフのみなさん、県の関係者のみなさん、その他、関係者の皆さんに、深く感謝申し上げます。この後に実施する学校でも精一杯努めてまいります。よろしくお願いいたします。
余談ですが、出発前にあまりにも緊張してしまい、せっかくクリーニングに出したズボンに履き替えるのを忘れていたのは内緒でした。(反省)
3連続『高校生就職支援セミナー』
今週は、鹿児島県から協同組合SOHOすたいるず鹿児島が委託を受け、実施している『高校生就職支援セミナー』が、南薩・種子島・霧島と3日間連続で開催されます。
南薩では、県の広報番組(TV)に紹介されることになりました。主に就職試験の面接について、実践練習を交えた内容です。
求められる能力、入りたい会社の選び方、応募書類作成~面接に関して、などあらかじめ提示した21項目の中で、学校側から希望があった内容をそれぞれの回ごとに組み立てて実施します。ですので、ほぼ全ての高校で、内容は異なります。
このように、各高校ごとに異なる内容を実施する中で、特に気を付けているのは、その人なりの納得いく幸せな人生を目指し、やりがいや働きがいなどの内的キャリア(参照:日本キャリアカウンセリング研究会)を考えられる内容にすることです。
昨年も実施しましたが、すべての実施校で好評をいただいております。
今後の人生に不安と希望いっぱいの生徒さんのために、さらに役立つよう、実施していきたいと思います。
「今の自分にできること」+α
5月28日から実施している、求職者支援訓練の職業能力基礎という授業で、キャリア形成支援(自らの、仕事という視点からみた人生(仕事人生)を再度見つめ直す内容)を行いました。
内的キャリア(やりがいや働きがい、やる気、動機、喜び、働く意味など、自分の内的要因から見た仕事,仕事人生)と、外的キャリア(名刺にかける肩書きや所属、資格、技術などの外的要因から見た仕事、仕事人生)という概念(参照:日本キャリアカウンセリング研究会 http://bit.ly/LHQg8k)や、キャリアがつくられる6つのステップ、キャリア形成において自己理解が有用で必要であるという点などを説明した上で、それぞれの自己理解と職業理解の進め方を学び、人生の節目で自ら行えるよう、実践を交えて取り組んでいただきます。
目指すのは「自分にとって納得いく幸せな仕事人生」を考え、実現に近づくことです。
(満足ではなく、納得というところが大切です)
毎回感じることは、就職活動をする際に、無意識のうちに『今の自分にできること』を基準に会社選びをされている方が多いということ。
仕事は、大抵の方が人生において大きなウェイトを占めるもの。この部分で幸せを感じられたら人生どれほど素晴らしいものになるでしょう。
辛く大変になりがちな転職の時期を、少しでも幸せになるためのチャンスと捉えて、『今の自分にできること』に加えて、『将来できるようになりたいこと』や『やりたいこと』などにも意識を向け
「情報を集める」
⇒「自分で考える」
⇒「自分で選ぶ」
⇒「自分で決める」
⇒「自分で行動する」
⇒「結果を引き受ける権利を獲得」
を何度も実践しながら「自分にとって納得いく幸せな仕事人生」実現に近付けるように、出来る限りの支援を行っていこうと、思いを新たにしました。
高いところに行ってみました
出張のついでに,東京スカイツリーに行って来ました
高いところが好きなので気持ち良かったです
どうやってチケットをとったかなど、情報をお知らせしましょう。
4月にインターネットの公式サイトhttp://www.tokyo-skytree.jp/reservation/で申し込みました。
希望の時間帯を30分刻みで第8希望まで入力出来ました。
私は、平日だったせいか第3希望が当選(?!)でした。話に訊くと土日は全然ダメだったそうです。
価格は¥2、500。クレジットカードで支払い、受け取りの際にもこのカードが必要です。
アクセスは押上駅かとうきょうスカイツリー駅から歩いてそう 遠くありません。私は行きは押上駅、帰りはとうきょうスカイツリー駅を利用しました。
押上駅から案内板の指示に従って2,3分行くとショッピング街があり、店を眺めながら歩いていたら,スカイツリーの真下に着いていました
何も下調べせずに行ったのですが迷うことはなかったです.
チケットはクレジットカードで決済していたので受け取りをします。
個人の場合は4階で。
4階フロアで30分刻みの待機場所がありましたが、早めに行かなくてもだいじょうぶ。私は15:00から15:30の枠で予約していましたが、3時過ぎに行ってもほとんど待たずに受け取りできました。
いよいよ350m天望デッキhttp://www.tokyo-skytree.jp/floor/1st.htmlまでのぼるエレベーター。ここも5分待ち位で乗れました。
エレベーターは、噂通りに早い!静か!耳ツーンは少しありましたが、スピードの割りにはほんの少しでした。
天望デッキでは次の450m天望回廊に行くエレベーターの列に並びました。60分待ちという表示でしたが、それくらいは想定内。でも実際には、15分くらいでチケットを買うことができました。(¥1000)
天望回廊へ向かうエレベータは、天井の半分くらいがガラス張りで、エレベーターを吊り下げるワイヤーを見ることができます。(ガラス張りなのは奥の方なので、できたら奥に詰めて上を見上げるといいです)
(特にお気に入りは、スカイツリーの影が映っている写真です。 )
産業おこし郷中塾で教わったこと-1
6/2-3鹿児島市内で行われた産業おこし郷中塾で学んできました。(実は年齢制限を大幅にオーバーでしたが、鹿児島に居ながら勉強できる良いチャンスだと思って、入れていただきました。)
複数の切り口から興味深い話をたくさん聞くことができたので、何回かに分けてご紹介します。
ひとつめは、一橋大学名誉教授 明星大学経済学部教授 関 満博氏 が、交流会(10人程度のグループに分かれてのディスカッション)後の発表会の場でのコメント。
中国の成長企業が目標としていること(標語)
1.ドイツの品質 2.中国の価格 3.日本のサービス
つまり、ドイツのような品質で物を作り、中国のような価格設定をし、日本のようなサービスを提供することが目標なんだ、ということです。
これまで、品質といえば日本、というような自負がありましたが、中国から見るとドイツの方が優れていて、その代わりに日本のサービスの質の高さは認められているということなのだそうです。
たしかに、海外に行ってさまざまなサービスを受ける時、どうしても日本のサービスレベルを基準に考えてしまうので、「この金額を払っているのに、このレベルなの?!」と感じることが非常に多くあります。
誇りにすべき日本のサービスの質、しかし昨今ではサービスの質も他の国に抜かれてしまうのではないかと危惧してしまうような、そんな低下ぶりを目にします。
ともかく人件費が高い日本、しかし高い質のサービスを提供すれば、諸外国も文句なしに日本の人材に高いコストを払うのではないか、そのために私たちは何ができるだろうと考えました。
産業おこし郷中塾で教わったこと-1
産業おこし郷中塾で教わったこと-1