スタッフブログ
経営で目指すもの
「鹿児島県中小企業家同友会」(以下、同友会)という経営者が経営について勉強する会に所属しています。
同友会では、人間尊重を基本とした『人を活かす経営』を、自らの事として考え、実践を通して学びます。
その中には、私のコーチングのクライアント様も多数いらっしゃいます。
先日、ある大手フランチャイズの経営者の方とのセッションの中でのことです。(守秘義務から詳細は省きます)
「全国のフランチャイズ加盟店でもトップクラスの規模の会社があるのですが、その社長は上意下達のワンマン経営で、とても人間尊重を基本としているようには見えないのに、なぜ発展しているのでしょう?」
という疑問が出てきました。
「利益を上げるだけでは虚しいだけ」と考えられての疑問でした。
以前、別の社長さんは、「いくら綺麗事を言っても倒産したら何にもならない!だから、経営の目的は利益を上げること」と断言。
キャリアコンサルティングの先生は「企業は、その理念に沿ってやりたいことをやり続けることが目的で、利益を上げるのはその手段でしかない」。
つまり、「経営の目的はやりたいことをやり続けられるようにすること!」と仰っていました。
経営者によってその目的は様々なのかもしれません。
同友会の「人を活かす経営」では『経営者である以上、いかに環境が厳しくとも、時代の変化に対応して、経営を維持し発展させる責任がある』と言っています。
それは、社員(含家族)に対しての責任であり、取引先に対しての責任であり、社会(地域)に対しての責任でもあると。
経営者が何を目指して経営するにしても、これらの責任を果たさなければ、地域の発展、国の繁栄は望めないでしょう。
とはいえ、実践はとても難しく、弊社もまだまだ至らない点が多々あり、更なる精進が必要です。
経営で目指すものは何であれ、その先にはとても多くの人々の幸せがあり、そういう意味で企業はやはり公の器なのだとあらためて感じられました。
天空に想いを馳せる日々
天空に想いを馳せる日々
天空に想いを馳せる日々
昨日はわけあって、バスで出勤の日。朝7:09に出るバスに乗るか、7:25に出るバスに乗るかで、すごく悩みました。なぜなら、金環日食を見たかったから。
天気は今にも降り出しそうな重い曇り空、7:09のバスに乗ることもできたのですが、もしももしも万が一雲の間から金環日食が見えるとしたら、そのバスに乗っていては無理!期待薄と思いつつも、7:25になるぎりぎりまで、東の空を眺めていました。
そうしたら、なんと見えました!日食グラス越しでは真っ暗で見えなくて、裸眼で見て丁度いい明るさの金環日食。雲の重なりがやや薄くなっているところ、たまたま目をやっていた瞬間だったので、ラッキーでした。(ほとんどあきらめムードだったので、写真を撮る準備が無かったのは、残念でした)
そして、今日のスカイツリー開業。天空に想いを馳せる日々ですね。
就活ブラック
弊社は鹿児島大学のすぐ近くにあります。だから、大学生と接近遭遇することが非常に多いのですが、ちょっと買い物に寄った近くにあるドラッグストアで、耳にした言葉「就活ブラックだ!」
聞き間違いかと思ってちょっと耳をそばだてていたら、カラーリング剤のコーナーで茶髪(というより金髪に近い色)の若い男性2人が真面目な顔で話していました。「これ(カラーリング剤)が就活ブラックだよね!」
(実際そういう商品があるんですねwww.rexy.jp/turncolor/shukatsu.html)
きっと3年生、連休も過ぎて本気モードに入るところなのでしょう。
がんばれよーという気持ちと一緒に、ふっと昔の歌「いちご白書をもう一度(荒井由実)」を思い出しました
***就職が決まって~髪を切ってきたとき~もう若くないさと、君に言い訳したね~***
さしずめ今なら
***就活に向かって~髪を黒くしたとき~もう若くないさと、君に言い訳したね~***
なんて、歌うのでしょうか。
お得感いっぱいのカフェ
ソーホーかごしまのMさんに教えてもらって、クライアントさんとのコーチングセッションで利用しました。
コーヒーおかわり1回(つまり2杯分)と焼きドーナッツ1個がついて330円。ホットでもアイスでもコーヒーならおかわりできます。
禁煙で2階は女性専用フロア。(ただし90分間)コーヒー専門店だからコーヒーの味も美味しいですし、椅子もゆったりすわれました。
一人だったら窓際で電車通りを眺めるカウンター席がのんびりできそうです。
山形屋の反対側の可否三昧。
雰囲気、味、値段、居心地の良さでお得感満載でした。
当たり前のことが当たり前にできる幸せ
おとといの午後から急に私のパソコンの調子が悪くなり、ネットワーク接続ができなくなりました。インターネットもLAN接続しているプリンターも使えず、とても不便でした。
数年前まではコンピューターの仕事もしていたので、あらゆる可能性を試してみましたが、昨日の夜までは解決策がみつからず、やむを得ず別の場所で仕事をしていました。
今日の午後、ルーターを取換えてみたらつながるようになり、不便さから元の状態に戻る事が出来ました。この約2日間で気づいたことは2つ。
1つは、普段どれほどネットワークに依存した仕事の仕方をしているか、ということ。
2つ目は、当たり前のことが当たり前にできるということが、どんなにありがたいかということ。
ところで、実は3週間ほど前から胃腸の調子が悪く、本調子に戻ったのはつい一週間ほど前。2週間くらいは好きなコーヒーもお酒もほとんど飲めず(それ位、痛かったんです)、食べ物も柔らかくて刺激が無いものばかり。油ものも甘いものも冷たいものも、恐ろしくて口にすることができませんでした。
2週間ほどで痛みもすっかり無くなって、何を食べても大丈夫と思えたときは、すごくうれしかったです。病気になると普段は当たり前になっている元気であることのありがたみを感じます。
もちろん、当たり前の基準は人それぞれだし、年を重ねていくとその基準も変わっていって当然だと思います。いずれにせよ、自分にとっての当たり前のことが当たり前にできるのは、とても幸せななことなんだなぁと改めて感じました。
緊張せずにリラックスして・・・面接での一コマ
昨日は訓練の受講希望者の方の面接をしました。弊社副社長の大坪と私の2名が実施しましたが、そのときに印象深かったことが有ります。
面接の初めは、私たち二人の簡単な自己紹介、そして受講希望の方の自己紹介。
そのあと、大坪から「これからいくつかの質問をしますが、緊張せずリラックスしてお答えください」と必ず伝えました。
その時、9割以上の方がふっと息を吐いてほっとしたように、素敵な表情でにこっとされました。また、肩を回すしぐさをして「はい、緊張してます」とおっしゃった方もありました。
面接は緊張するものですが、それと気づかないうちに肩に力が入ったり浅い呼吸になってしまいがちですね。そんなとき「緊張せずにリラックスして」と言われたことで、「あっそうか、今私は緊張しているんだ」と気づけて、ふっと深く息を吐くことができ力が抜けて、柔らかな笑顔が生まれたのだな、と思いました。
ということは、面接の直前に「私、緊張してる?」と自問自答するだけでも、過度な緊張をせずに自分らしさが発揮できるように思いました。
鹿児島女子短期大学の学生さんからの嬉しいお手紙
4月に鹿児島女子短期大学様で効果的な自己PR~わたしらしさで輝く~というテーマのキャリアに関する講演会で講師をつとめました。
この日は「学内インターシップ」の実施日でした。学内インターンシップでは、講演会に関するあらゆる業務を学生さんが行います。事前の電話確認や駐車場の手配、当日の駐車場の案内、玄関での出迎え、待合室への誘導、お茶を出していただいたり、教室まで連れていただいたりと本当に隅々まで行き届いた業務をしてくださいます。
このインターンシップは昨年から始められて、昨年も気持ちよく講師をつとめることができ感動しましたが、今年も滞りなくそして心地よく講師をつとめることができ感謝していました。
そしてしばらくして、貼付した学生さんの手書きのお礼状をいただきました。文章構成、敬語の使い方、文字の丁寧さきれいさにまずびっくりし、素晴らしいと感動しました。それにも増して、書いておられる内容にも感動しました。90分という限られた時間でしたが、私が理解してほしいと思ったことを、的確にとらえていただいています。
一生懸命に何かを得ようという姿勢で受講していただいたことが伝わってきました。 講師をしていてうれしいのは、伝えたかったことがきちんと伝わって、それが受講された方のお役にたつということを実感できる時です。 素敵なお手紙のおかげで、今回もそのうれしい気持ちを味わうことができ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
傍若無人な人たち
最近、傍若無人だなぁと思う人をよく見かけます。
先日、美味しいものを食べましょうと出かけた、和食の料理屋でのできごと。
バッジを見たら一目で職業が分かる弁○士の男性4人、先に入店し食事をしていた私たちの、すぐ隣の4人がけのテーブルに座るなりいきなり話し始めました。
はじめは、おしゃべり好きな人たちだなぁ位の事だったのですが、お酒が入るにつれ声がどんどん大きくなってきました。しかも、仕事のことをずっとしゃべっているので、こちらは聞きたくもない話が否応なしに耳に入ってきます。余りにうるさくて、こちらの会話ができないほどになったので、静かに話して下さい、とお願いしたほどです。
おまけに、4人掛けのこちら側に近い席の人が、たばこをすぱすぱ。たぶん一緒にいる仲間に気をつかってか、たばこの煙は外側、つまりこちら側に向かってきます。禁煙席でもないので、喫煙自体をやめてくれとは言えませんが、ちょっと席を外して外で吸うとか、仲間以外に対してもそんな気遣いをしてもらいたいと思いました。
それにしても、一目でそれとわかるようなバッジをしている以上、そのバッジに見合う人間性を持っていることを期待してしまいます。それまでに出会った弁○士の人たちは素晴らしい方たちばかりだったので、ちょっと残念な気持ちになりました。
この出来事以外にも、歩道にいっぱいに広がって(後ろから来る人が通れなくてもお構いなしに)歩いている学生たち、ファミリーレストランで、子供が靴を履いたまま座席に上がっても注文前にドリンクバーに飲み物をとりに行っても、叱りもせずにメニューを眺めている親たち、バスの中でお年寄りが横に立っていても、平気な顔で荷物を座席に置いたまま携帯メールに没頭している若い人。
こういう人たちとは友人にもなりたくないし、一緒に仕事もしたくないなぁとよく思います。
弁当は作るものに非ず、詰めるものなりー気持ちを楽にしてくれる言葉
この4月からお子さんが高校生になって、「毎日、朝5時に起きて弁当作ってるの、大変よぉ!!」という話を何回かお聞きして、久しぶりにタイトルの言葉を思い出しました。
この言葉は私たちがかかわっているAFS(国際交流ボランティア、高校生の交換留学サポート)の活動の際にある支部長さんからきいた言葉です。いい言葉だなぁと思ったので、以後留学生を受け入れることになったホストファミリーのお母さんが「お弁当に何を作ったらいいのか不安」「お弁当が無ければ楽なんだけど」などおっしゃるとき、この言葉を引用しています。
実は、私もホストファミリーをしているとき、(もともと料理はすきなのですが)お弁当作りを面倒だなぁと思うことがあります。そんな時も、「弁当は作るものに非ず、詰めるものなり」とブツブツ唱えながら、ありあわせのおかずを詰め込んでいました。
最近のはやりの弁当男子のように、凝った弁当を作ることはしない(できない?)のですが、それでも「面倒だなぁ」と思う時に、この言葉が救いになりました。
「ちゃんと作らなきゃ」とか「いろどりも考えなきゃ」というような捉われから解放されて、「詰めるもの、詰めるもの」と言ってるだけで、気持ちが楽になります。
弁当以外でも、◎◎でなきゃだめ、と思い込んでることの多くは、少し置き換えてみるだけで気が楽になることも多いです。そろそろ5月病の時期にさしかかる新人社会人の皆さんにも、教えてあげたいやり方です。