弁当は作るものに非ず、詰めるものなりー気持ちを楽にしてくれる言葉
この4月からお子さんが高校生になって、「毎日、朝5時に起きて弁当作ってるの、大変よぉ!!」という話を何回かお聞きして、久しぶりにタイトルの言葉を思い出しました。
この言葉は私たちがかかわっているAFS(国際交流ボランティア、高校生の交換留学サポート)の活動の際にある支部長さんからきいた言葉です。いい言葉だなぁと思ったので、以後留学生を受け入れることになったホストファミリーのお母さんが「お弁当に何を作ったらいいのか不安」「お弁当が無ければ楽なんだけど」などおっしゃるとき、この言葉を引用しています。
実は、私もホストファミリーをしているとき、(もともと料理はすきなのですが)お弁当作りを面倒だなぁと思うことがあります。そんな時も、「弁当は作るものに非ず、詰めるものなり」とブツブツ唱えながら、ありあわせのおかずを詰め込んでいました。
最近のはやりの弁当男子のように、凝った弁当を作ることはしない(できない?)のですが、それでも「面倒だなぁ」と思う時に、この言葉が救いになりました。
「ちゃんと作らなきゃ」とか「いろどりも考えなきゃ」というような捉われから解放されて、「詰めるもの、詰めるもの」と言ってるだけで、気持ちが楽になります。
弁当以外でも、◎◎でなきゃだめ、と思い込んでることの多くは、少し置き換えてみるだけで気が楽になることも多いです。そろそろ5月病の時期にさしかかる新人社会人の皆さんにも、教えてあげたいやり方です。
2012-04-25