スタッフブログ
ビジョンをアカウンタブルに伝える
手に入れたいものや実現したいことを明確にゴールとして設定したとき、
それはそのゴールの先のビジョン(ありたい状態・なりたい姿)を実現するためのものであることが望ましいといえます。
ビジョンが明確になっていないと、何のために努力しているか分からなくなってしまいます。
ビジョンを描き、伝えることは、リーダーの大事な役割の一つです。
その時に、気を付けたいのがアカウンタビリティ(主体性)。
ビジョンを自分の事として責任を持って伝える。
そうすることで、組織の目標を押し付けの目標ではなく、自分の目標(=実現したいこと)として捉え、主体的な創意工夫を伴った行動が始まります。
また、主体的な行動は「やる気」に繋がり、高い成果を出しやすくなります。
ビジョンを伝える際にアカウンタビリティが伴わないと、単なる仕事の押し付けになってしまいかねません。
リーダーとしての関わり方のポイントの一つとして、意識していきたいものです。
面接のポイント 南日本新聞掲載
2月11日 南日本新聞 17面 キャンパスウェーブに「面接試験 ポイントは?」というタイトルで、インタビュー記事が掲載されました。
記事にもありますが、「準備、自信、熱意」の3つをポイントに挙げました。内容をかいつまんで書いてみます。
まずは、とにもかくにも「準備」。
具体的には、自分が本当にやりたいことは何でどんな強みを生かしたいのかを知る。また、働きたい会社がどんな人材を求めているかを知る。その会社に自分が貢献できる(役立つ)ことをアピールするには、効果的な伝え方も準備しておかなければうまくいかない。
身だしなみを含むマナーもしかり。敬語などの言葉づかいは緊張するとついつい普段の言葉づかいになってしまうから、早めに練習して慣れておくこと、これも大切な準備。
また、さまざまな質問に対して、「自分の考えを自分の言葉で語れる」準備もしかり。借り物の言葉を記憶して、どんなに立派なことを話しても、採用する側には思いを伝えることはできない。(採用する側にも、借り物の言葉はすぐにわかってしまう)
自分にできるベストな準備を済ませたら「私はできることはすべてやった」という「自信」をもって面接に臨む。でも、どんなに準備をしても面接では緊張します。緊張しないようにと思うよりは、これくらい緊張しても十分準備したから大丈夫!という自信を持って臨むことが大事。
そして、準備をきちんとすることは「私は貴社に入りたい」という「熱意」があるということにもなる。
もし、十分な準備をせずに面接に臨んでいて、それが相手に伝わったら「準備不足=熱意がない」と思われてもしょうがない。
また「熱意」を伝えるときは、説明ではなくアピールをしてほしい。「私は◎◎ができます」という説明は書類を見ただけでもわかる。「私は◎◎ができるから、だからこそ私を採用すれば、貴社にとってこんなにいいことがあるんです。(心の声=だから私を採用しないなんてもったいないです)」というくらいのアピールをしてください。
面接する側は、「この人と一緒に働けるだろうか」「将来、どんなふうに会社に貢献してくれるんだろう」ということを知りたいと思っている。だから、背伸びをしたり自分を必要以上に良く見せようとせずに、ありのままの自分の、そのベストな状態を見てもらえるようにする。
*著作権保護の観点から、記事は掲載しておりません。詳細は、弊社へお問い合わせください。
留学生 日本語能力検定1級に合格
先日帰国した上海の留学生が、12月に受験した日本語能力検定1級に合格したことが分かりました。
めでたいことで関係者みんなで喜んでいます。
彼女は来日した時はすでに2級を持っていました。
しかし、来日時AFSのボランティアスタッフで日本語教師の資格を持っている人に1級に合格できる可能性について聴いたところ、かなり難しいという返事でした。
来日してからおよそ3ヵ月で試験ということですから、学校の勉強もしながら1級の勉強も一生懸命やらなければなりませんでした。彼女はよく頑張ったんだと思います。それから、試験勉強をする習慣ができていたんだと思います。
私自身、試験勉強は大大大の苦手で、いつもギリギリまで準備をせずに「もっと早くからまじめにやっておけばよかった」と後悔します(今でもそうです :) )。
このところ、周りから”困難な資格だけどコツコツがんばって合格しました”という話をよく聞きます。
私も、また難しいことにチャレンジしたくなってきました。
お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ
昨夜NHKのプロフェッショナル仕事の流儀 言葉の力SPを見ました。
http://www.nhk.or.jp/professional/2012/0206/index.html
そのなかで出てきた言葉に胸を打たれました。
人を育成しようとするとき、できそうでできないよなぁと思った言葉。
「お前が考える七割で良しとして、ほめてやれ」 うーん!七割か、難しい!!と思いました。
「得るは捨つるにあり」
何かを手に入れたいときは、何かを捨てる覚悟も必要なんだ、うーん納得!どうしても、いったん手に入れたものを捨てるのは困難で、なかなかできません。「覚悟」なんですね。
「まだ、山は降りていない。登っている」
癌で末期を迎えた患者さんがおっしゃったというこの言葉。番組を見ていて、この言葉が出てくるとは想像もできませんでした。
義母を看取った時のことを思い出しました。末期という言葉から、終わりに向かうようなイメージを勝手にもってしまっていました、「ごめんなさい!」です。
本も出ているようなので、読んでみたいと思いました。
「聴?くときは」
おかげさまで年が明けてから、続々とコーチングのお申し込みをいただいております。
そんな中、既にセッションをスタートした方々のお話から、改めて「相手の話を聴く」ことの難しさを確認しています。
セッションのテーマには様々なものがありますが
多くの方に共通するものの中に、人間関係やコミュニケーションに関するものがあります
セッションが進むにつれ、「聴く」ことの大切さに気づき
だいぶ「聴く」ことを意識し始めました。という言葉を聞くと嬉しくなります。
そんな時、よりコミュニケーションをよくするために出す質問に次のようなものがあります。
「聴いている時はどのようにして聴いていますか?」
「あなたが聴いてもらえたと感じる人の聴き方の特徴は?」
あなたの視線は? 表情は? 態度は?
相手の話が、自分の持っている答えと違う時にはどうですか?
「聴く」というと、つい受身の行動のように思いがちですが
実に多くのものを、言葉以外で、 “聴きながら” 相手に伝えています。
それも、無意識のうちに。
相手に本当に聴いてもらえた、と思っていただくためにも
ぜひ一度、自分の聴き方についてチェックしてみてください。
上海からの留学生 無事帰国
昨年8月23日から我が家に滞在していた、上海からの留学生 ジン ユーチン が、2月4日無事に本国へ戻りました。けがや病気もなく無事に送りかえせたことで、肩の荷がおりました。ほっと一息です。
今回の受け入れを通して感じたこと、学んだこと。
☆(毎回同じことを感じるのだけれど)異なる価値観の共有は口で言うほど簡単ではないということ
☆言葉はできなくても心で通じ合えるというけれど、やっぱり言葉も通じたほうがいいということ
☆でも結局、国の違いよりも個性、つまり個々人が育った環境や影響を受けた周囲の人の考え方が、価値観の違いを生んでいるということ。(つまり、日本人同士でも価値観の違いはあって、一緒に住めば同じようなことを感じるだろうということ)
☆留学生が大人になったとき、鹿児島のことをわが第二の故郷とおもってくれるのだろう、ということ。それがとても楽しみだということ。
自称”国際交流ばか”の私ですが、しばらくホストファミリーは休む予定。
私自身の夢と直結している国際交流ですから、夢の具現化を少し進めてから、また再開したいと思っています。
bigな幸せ ご報告
この1月に弊社の社員同士が結婚いたしました。
(二人は28日に霧島神宮で挙式し、披露宴は行いませんでした)
ポリテクカレッジ川内 人間関係論
ポリテクカレッジ川内(川内職業能力開発短期大学校)の後期授業で「人間関係論」を担当しています。
特に”就職活動に役立つコミュニケーションスキル”を重点的に学んでいただいています。
昔は、手に技術があればそれだけで仕事に就くことができましたが、今は技術+コミュニケーション力が要求されます。
突然 余談ですが、私の父は”頑固な大工の棟梁”で、今考えるとコミュニケーション力は低レベルでした。それでも、腕を認めてもらえていたらしく、70歳過ぎるころまで現役で家を建てていました。
しかし、さまざまな価値観を持った人たちが一緒に働き、少ないコストで高い質の製品やサービスを要求されるような現在の職場では、コミュニケーション力も高いレベルを期待されます。
だからこそ、就職活動の準備として、コミュニケーション力を高め自分の強みをより認めてもらえるようにしておくことが重要です。
肩こりが消える姿勢
ずっと以前に本で読んだことを、今日講座の途中で話していて、気づいたことがあります。
そもそも、私自身「万年肩こり症」で、両肩ともに鉄板が入っているようにこっています。
でもそんな肩こり症の私でも、背筋を伸ばして胸を開いて背骨と頭が一直線になるような姿勢をとると、首筋や肩がとても柔らかくなるのです。そしてその姿勢を維持している間は、肩も首もとても楽でリラックスしています。
つまり、肩こりが消えているのです。ずっとこの姿勢を続けていられればいいのですが、普段前かがみの姿勢に慣れてしまっているので、ついついいつもの姿勢に戻ってしまい、そうなるとまた肩や首にこりを感じます。
普段から肩や首がリラックスしている姿勢を保てるように、腹筋や背筋やその他の筋肉を鍛えておけば、あっという間に肩こりとさよならできるということなのかもしれない、と思いました。
大学での講義が始まりました
「就業力向上とキャリア形成」をテーマに15回(×2コマ)の講義が始まりました。1年生全学科を対象としています。
今年は大震災や円高の影響などで、就職活動は益々厳しさを増しています。また、これからもしばらくはこの厳しさが続くことが予想されます。このようななか、厳しさに立ち向かい自分らしい働き方を選択していただくためにも、1年生という早い時期からキャリア形成に取り組むことの重要性がますます高まっていると思います。
さて、授業の内容もさることながら、授業の最後に毎回「今日気づいた私の強み」をレポートとして書いていただいています。すでに5回以上書いていただいているので、お一人お一人の沢山の強みの洗い出しが出来つつあります。
ビックリするような発想の強みがあったり、その人らしいなぁと思えるような強みがあったりで、毎回読むのが楽しみです。
中には「友達とおしゃべりしていて叱られた。でもその時、叱られたことを受け入れられる自分がいた。これも強みかもしれないと思った」というレポートもありました。決して他人の受けkりや物まねでは出てこない強みだと思い、頼もしく思いました。
まだ入試が終わって入学して半年。今は自己理解を促進したり社会人基礎力を高めたりしつつ、2年後の本格的な就職活動に向けての助走期間にしたいと思います。