キャリアコンサルティング

ポリテクカレッジ川内 人間関係論

 ポリテクカレッジ川内(川内職業能力開発短期大学校)の後期授業で「人間関係論」を担当しています。

 特に”就職活動に役立つコミュニケーションスキル”を重点的に学んでいただいています。

 昔は、手に技術があればそれだけで仕事に就くことができましたが、今は技術+コミュニケーション力が要求されます。

 突然 余談ですが、私の父は”頑固な大工の棟梁”で、今考えるとコミュニケーション力は低レベルでした。それでも、腕を認めてもらえていたらしく、70歳過ぎるころまで現役で家を建てていました。

 しかし、さまざまな価値観を持った人たちが一緒に働き、少ないコストで高い質の製品やサービスを要求されるような現在の職場では、コミュニケーション力も高いレベルを期待されます。

 だからこそ、就職活動の準備として、コミュニケーション力を高め自分の強みをより認めてもらえるようにしておくことが重要です。

2012-01-30

大学での講義が始まりました

 「就業力向上とキャリア形成」をテーマに15回(×2コマ)の講義が始まりました。1年生全学科を対象としています。

 今年は大震災や円高の影響などで、就職活動は益々厳しさを増しています。また、これからもしばらくはこの厳しさが続くことが予想されます。このようななか、厳しさに立ち向かい自分らしい働き方を選択していただくためにも、1年生という早い時期からキャリア形成に取り組むことの重要性がますます高まっていると思います。

 さて、授業の内容もさることながら、授業の最後に毎回「今日気づいた私の強み」をレポートとして書いていただいています。すでに5回以上書いていただいているので、お一人お一人の沢山の強みの洗い出しが出来つつあります。

 ビックリするような発想の強みがあったり、その人らしいなぁと思えるような強みがあったりで、毎回読むのが楽しみです。

 中には「友達とおしゃべりしていて叱られた。でもその時、叱られたことを受け入れられる自分がいた。これも強みかもしれないと思った」というレポートもありました。決して他人の受けkりや物まねでは出てこない強みだと思い、頼もしく思いました。

 まだ入試が終わって入学して半年。今は自己理解を促進したり社会人基礎力を高めたりしつつ、2年後の本格的な就職活動に向けての助走期間にしたいと思います。

2011-10-18

株式会社エルムの宮原 隆和社長

 鹿児島県南さつま市の企業で世界シェアno.1の製品をもつ企業、株式会社エルムhttp://www.elm.jp/のTV番組を見ました。(8/20(土)14:00 KTS 「世界のトップシェアはMade in 鹿児島~ものづくりで世界制覇~」)

 エルムの宮原社長とお会いしたのは平成16年に鹿児島県100人委員会で同じ分科会だった時です。でも、実はその15年以上前から(隠れ)大ファンでした。

 鹿児島に本社を置き、世界の顧客を相手にビジネスをしておられて、地方であることを言い訳にしないこと、あくまでも顧客から要望されるものを作り続けること、そして優しげな外見もファンになった理由です。

 委員会でお会いして、前向きさ、率直さ、潔さ、丁寧さ、先見性、頭の良さなどなど枚挙に暇がない素晴らしさに敬服しました。

  昨日の番組ではたくさんのメッセージがあったのですが、後半は夢を持ちそれを実現するために行動することの大切さを伝えておられました。

 私たちがキャリアコンサルタントとして就職支援をしている中で出会う「自分で自分に枠をはめて、できない理由を考えること」で選択の幅が狭くなり身動きとれなくなってしまうような方には、是非見てもらいたいと思った番組でした。

 早速今朝感想をメールで送付したところ、下のようなお返事をいただきました。

>>>  今の日本は、私は政治や教育の影響が大きいと思うのですが、若者の無難主義と言いうか、社会も企業も活力を失い、特にモノづくり企業の低迷が心配でなりません。  (中略)

 私達のできる事は極わずかですが、周りが駄目だから会社が潰れたでは言い訳にもなりませんので、必死に知恵出して頑張るしかありません。   <<<

 「必死に知恵を出してがんばる!!」

番組のおかげで元気な1週間のスタートを切れます!

2011-08-21

自分を知って就職決定!

本日、弊社が実施している基金訓練のスタートしてから2ヶ月半のコース(6か月コース)で、1名就職が決まり退校いたしました。

おめでとうございます!

 

その方のお話が印象深かったのでご紹介いたします。

 

そのコースは事務系の仕事に就くために役立つ、簿記,人事労務,パソコン基礎,コミュニケーション,社会人基礎力などを学ぶカリキュラムで構成されています。

その中の、簿記実習という科目は、かなり多くの時間を割いて、簿記2級取得を目指した内容です。

彼女は、これまでいろいろな仕事を経験してきました。そして、そろそろ将来を考えて「クーラーが効いている中で仕事ができ、体力的にも年を取ってからも働ける」という理由から事務職を希望しこのコースを選んだということでした。

 

ところが、簿記の授業を受け続けていくうちに、ずっとパソコンの前に座り仕事をしていくことが、自分にとっては「嫌なこと」だということに気付いたそうです。

 

そのためか、それからの彼女の行動力は素晴らしく、「いろいろな事をして、動き回る仕事」を求め求職活動を行い、僅かの時間で就職を決めました。

 

『10年,20年先のことまでは、まだ考えられないけど、自分のとっては少なくとも「活き活きと働けることが大事」だと気づき、そういう仕事に就けました。』とお話していただき、平素から『自分にとっての幸せな仕事人生』の実現を支援している弊社にとって、とてもうれしいご報告でした。

2011-08-17

女だし、もう35だし…

(変なタイトルでごめんなさい)

 タイトルのセリフですが、最近立て続けにお聞きしました。

どなたも新しい一歩を踏み出そうか、それともやめようか迷っている方たちです。

 そういう場合私がお尋ねするのは「確かにそうだね、それは変えられないね。」の後に、

「それで…どうなりたいんだっけ?」「何をしたいんだっけ?」「自分の人生はどうなったら幸せなんだっけ?」

ということです。

  女性に限らずだれでもそうだと思うのですが、道に迷った時は自分が立ち止まる(または後戻りする)理由を探していると思います。「○○だし…○○だし…」の○○がまさにその理由なんでしょう。

 一人の方は私が何度も「それで、何をしたいのですか?」を聞いたので、戸惑っておられましたがその問いに対する答えを探しているうちに、ご自分の中でぴかっと光る答えを見つけ出されたようで、涙ぐんでしまわれました。(泣かしてごめんなさい)彼女のでてきた答えはいたってシンプルでした。そして、今考える必要があることは「そのために何をどんな風にやっていくか」という具体的な計画だったんです。

 きっと彼女のように、「○○だし…○○だし…」を排除して自問自答してみると、意外にシンプルに行動を起こすことができるんだと思います。

2011-08-14

「次工程はお客様」!!

 IT業界に長く身を置いていたからか、表題のセリフは若いころから耳にたこができるほど聞いておりました。

 仕事というのは完成までに上流工程から下流工程まで多くの人の手を経てできていくもの。だから、自分の工程は次工程の人が仕事しやすいように気を配って行うべきものだ、ということ。

 「次の工程の人がちゃんとやってくれるだろうから、自分はこの程度で次に渡せばいいや」とか「多少遅れても誰かがなんとかしてくれるだろう」というのは大間違い。次の工程の人も外部のお客様と同じと考え、そのお客さまにとって最適なものを最適な時期に納品しなければならない、ということです。

 最近、外部にはマナー良くふるまうけど、内部の人に対してはつっけんどんでいい加減な態度というような話を見聞きしたので、この言葉を思い出しました。

2011-08-04

間引きマンゴー - 徳之島

 出張で徳之島に行った帰りの空港で、規格外のマンゴーを買いました。普通に売られているマンゴーのサイズの3分の1から4分の1程度のサイズ。立派な化粧箱では無く、よく総菜売り場にならんでいるような透明のプラスティックのパックに入って売られていました。

 私の動物的勘が、これはきっと美味しいに違いない、地元の人しか味わえない特別な味がするんだろう、とささやくので、数パック購入。実家の両親や姉妹へ夏の味覚のおすそ分けで届けました。

 そしてその味はというと、読みどおり!!かなり美味しいでした。まだ完熟でないのでもう少し待って残りはいただくつもりですが、それでも、スーパーで1個1000円以上するようなマンゴーよりも美味しかったです。

 あの時空港には8パック売られていたので、全部買ってくればよかったと後悔。でも、たくさんの人がこの美味しさを味わえるから買い占めなかったのはよかったのかも。ちなみに1パック千円。空港で買ってこの値段でしたら、空港以外で買ったらもう少しお安く手に入るかもしれないと思います。

 間引きマンゴーと言っても形やサイズが違うだけで味は大きなものに引けを取らない、人間でもそういうことがかっこいいと思います。私が仕事をするときに大切にしたいのは、形式や固定的な概念にとらわれずに必要なことの本質と向き合うこと。通じるところがあります。

2011-08-01

前向きな明るい言葉で愚痴る-2

 昨日はヒューマンスキルセミナーの中の、4回シリーズの「コーチング活用講座」の最終回。

 この講座の中で「明るい言葉で愚痴る」練習をしました。

お題は「『一生懸命頑張って勉強したんだけど、資格試験に合格できなかった』。さぁ、どんな風に明るく愚痴れるでしょう?」です。

色々出ましたよ。

・自分にはもっと勉強できる余地があるってことだよね。伸びしろがまだまだあるってことだね。

・間違いに気付いたから、次の受験に活かせる、良かった。

・試験に落ちる人の気持ちがわかった、そういう人の立場に立って考えられるね。

・この資格は自分と相性が悪いんだな、それがわかってよかった。

というようなアイデアが出ました。どれも、前向きでいいでしょう!

私が思いついた明るい愚痴り方はこうです。

・この資格試験はこれだけ難しいから意味があるのよね。少し頑張ったくらいでは合格できないからこそ、チャレンジし甲斐があるってもんだね。

あなたも一緒に考えてみませんか?

2011-06-29

自分の言葉で話す-高校生就職支援セミナー

 鹿児島県の高校生就職支援セミナーで講師をつとめています。

 高校生も進路担当の先生方もとても熱心に聞いてくださり、アンケート結果でも両校とも95%以上の方がためになった、とてもためになったと答えてくださいました。私も、一生懸命聞いてくださり、実践練習もまじめに取り組んでくださって、楽しい講座だったので感謝しています。

 さて、就職支援講座の面接対策で特にこうであってほしいと思うのは"自分の言葉で話す"ことができるような準備をしていてほしいということです。その準備とは次のようなことだと考えます。

①自分のことをちゃんと見て、自分自身についてアウトプットする(話す、書く、言葉以外でも表現する)練習をしておく

②本を読んだりテレビを見たりする時、ただ漫然と情報をうのみにするのではなく、見聞きしたことについて、自分の考え・意見・感想を簡潔に話す習慣を身につけておく

③緊張した状態でも自分の言葉で語れるように、できるだけたくさんの機会を作って面接練習をしておく

 ちなみに、これは、県の事業を受託した協同組合SOHOすたいるず鹿児島からの講師依頼で、実施しました。実は就職支援といいながら推薦入試の面接対策にもとても役に立つ内容なんです。

 この講座は様々な視点から就職活動を捉え、25の選択肢の中から3-5つ程度の内容を選んで組み立てる”テーラーメイド”方式の講座です。

選択肢の一部は、次の通り。

・平成22年度 高校生就職状況について(全国,鹿児島)       
・ 強みを認識する⇒自己理解を深める          
・ 働き方による違い(正社員・契約社員・派遣社員・パート・ニート・フリーター)       
・ 夢や目標を持つことの重要性/目標設定の方法       
・ 「できること」と「やりたいこと」と「求められること」       
・ 情報収集の方法-働きたい企業が求める人材像を知る       
・ 自己PRのミスマッチ対策 
・ 面接時の心得(ビジネスマナー)       
 

 これから本格化する就職活動に大いに役立てて、目指す企業に入れることを心から祈っています。 

2011-06-25

28社目の合格

 先週、弊社に嬉しい知らせが飛び込んできました。弊社が行っている職業訓練の卒業生の方が正社員での就職が決まられたとのこと。ちょうど、土曜日に仕事をしておりましたら、訪ねてきてくださいました。

 その方は半年ほど前に卒業され、次の半年間の訓練を受けながら就職活動を続け、面接を受け続けて、ある時期から数えて28社目で合格したことを教えてくださいました。

 新卒採用の場合なら、一気にたくさんの会社が募集をだしますから、数十社の試験を受けるということもよくおききします。しかしながら、中途採用の場合は募集が出る時期も職種もバラバラですし、本当に大変だっただろうと思います。

  久しぶりにスーツで出勤だね?!ときいたら、勤め先は上がポロシャツで、下のパンツはなんでも良いのだそうです。

 本当にうれしそうで、その日はこれから散髪に行くのだと話してくれました。ちょうど、今日から出社されているはず。是非、自分らしさを発揮して働くことを楽しんでいただきたいな、と思います。

2011-06-01

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