おもてなしの心-現れ
先日、人吉球磨のひなまつりhttp://www.hitoyoshi-hikari.com/hinamaturi/hina.htmに行ってきました。事前にインターネットで見て行ったので、楽しみにしていったのですが、実は期待はずれでした。
5年ほど前に島原のひな祭りhttp://www.shimabaraonsen.com/hina/に行ったことが有って、その時は気持ちよく街歩きができ、そのイメージを持って行ったので、違いがはっきりと判りました。
何が違ったかというと、
① 町全体の盛り上がり方が残念な感じ。そぞろ歩きしている観光客がいるにはいるのですが、町の人は全く無関心、という風情。祭りという感じではないでした。
② ①と関連すると思うのですが、駐車場の案内板などが無い。誰かに訊こうと思って、それらしい人を見かけたのですが、鹿児島ナンバーの車が行ったり来たりしていても、まったく無関心だったので、関係者じゃないのかな?!と思って声をかけられませんでした。
③ 飾り方が丁寧でない。ひな祭りの旗がある店はお雛様が飾ってあるのだと思い、近くまで期待して歩いていくと、一般家庭用の普通の1段飾りが置いてあるだけ。たとえば魚屋の魚のケースの上に無造作に置いてあるだけだったり。できれば赤い布でケースを隠すとか、そういうことはあまりしていませんでした。(もちろん魚屋は営業時間外)
島原のひな祭りは、案内板があちこちに立っていて、なんだか宝探しをしながら歩いている気分でした。飲食店にも展示があり、いろいろなところから集めていて、ゆっくりと眺めてお雛様の表情の違いなど、楽しむことができました。また、島原城の城下町の雰囲気も楽しむことができました。
きっとこの違いは、観光客目線に立っているかどうか、ということなんじゃないかと思います。
私の場合は、特別に古いとか立派だとかそういうお雛様を見たいというだけでなく、いつも素通りするだけでめったに立ち寄ることのない人吉という町は、いったいどんな町なんだろうという興味もあって訪れました。そんな観光客が、心地よく観光を楽しめればまた来たいという思いを持つようになるんだと思います。
客の立場で感じたことでした。
ちなみに、人吉駅前にあった”人吉一おいしい饅頭”というお菓子http://happygo117.blog119.fc2.com/blog-entry-1146.htmlは、本当においしいでした。