コーチングの事例:自分自身をモチベートしたい
ご相談:
Fさんは、製造業企業勤続25年のベテラン。定年後の将来設計について具体的な計画に基づきコーチング中。いつになく元気の無い声で「自分自身のモチベーションが下がってしまっていて、あげられない」とのこと。
普段は自他共に認める「やる気マン」で、こういうことは珍しい。
コーチングの会話:
質問で「Fさんと同じ様な人が’モチベーションが上がらない’と言って相談にきたら、Fさんならどんな質問をしますか?」と訊いたところ「何が不安なんですか?」と訊くという答え。
つまりFさんがモチベーションが上がらないのは何か不安があるから。
Fさんがその不安を直視しこれからとる対策を話し始めた途端、いつもの様に元気にやる気があふれてきた。
行動変容:
前向きにモチベーションを上げようとして、不安感を見ないようにしていたから動けなくなっていた。その不安を解消するには、新しい分野の勉強をして自信をもって仕事に向かうことが必要。このための取組みがはじまった。
2008-10-17