ものは考え様
以前東京出張のとき、某有名百貨店でお手洗いに行ったときのこと。。。
何故だかはわからないのですが、手洗い場の蛇口からの水がちょろちょろとしか出ない。「洗いにくいなぁ」と思いながら洗っていました。
しばらくして、すぐ横に小奇麗な感じの白髪のおばあちゃまが来て同じように手を洗おうとしていました。その後私の方に笑顔を向けて「まぁ、よく節約してますのね」と言われたんです。
なんだか、すーっと涼やかな風が通っていったような、心地よさを感じました。
枠組みを変えてみることを「リフレーミング」ともいいますが、考え様(よう)や言い様(よう)を少し変えてみることで、ささいな不快感をさらっと受け流すことができるようです。
例えば「なんで、○○してくれないの!」としてくれないことに焦点をあててしまいそうな時は、「ここまでしてくれてありがとう。もう少し、やってくれるともっと嬉しいな」と、してくれたことに焦点をあててから、次のリクエストに気持ちを向けていくのも、一つの方法でしょう。
あのおばあちゃまのような「考え様、言い様」ができるようになろうと思います。
2008-06-13