心に残るスピーチー高校生英語スピーチコンテストにて
今年も「全国高校生英語弁論大会 鹿児島県代表選考会」(リンク先は去年の記事です)で審査員を勤めてまいりました。(鹿児島県高等学校文化連盟 主催)
今年で5回目になるでしょうか、毎回参加する高校生の一生懸命さに感動します。
今年は例年より多く13名の参加者でした。ネイティブスピーカーかと思うような流暢な発音で話す生徒さんや、練習を積み重ねたことがよく伝わってくるような生徒さんや色々な参加者がおられました。
その中で心に残るスピーチをしてくれた2名が九州大会への出場権を獲得しました。他の選者2名ともほぼ意見が一致し、参加者の多さに比較して今年はすんなり決まりました。
何が心に残ったんだろう、と後で考えてみました。
私がいつも審査の基準のひとつにしているのは、外から入ってきた情報をどんな風に受け入れて話しているかということ。自分自身の過去の経験、自分の今持っている価値観、国際的な視点でみてどんな将来を描いているかということなどを、それらのことを外界から入手した情報とどんな風にミックスして自分の言葉にして語っているかということ、です。
他の人たちと同じような経験をしたとしても、そこから自分が何を感じ何をしたいと思ったか、それを自分の言葉で語ってくれたスピーチが、私を含め3名の心に残ったのでしょう。
2011-06-07