スタッフブログ
ジョブカード活用記事
6日の取材に関して、各方面の話を総合して
ジョブカードの活用に関する期待と課題について
先週、南日本新聞の記事になっておりました
その後、有効な活用法に関しても
紙面で紹介したいということで、再度取材を受けておりました
かねてから相談業務の中で大切にしている事や
ぜひ取組んでいただきたい事など
詳細に亘るお話をさせていただきました
その記事が本日の南日本新聞に掲載されました
思っていた以上に紙面を割いていただいて
概要として、とても分かり易くまとめていただけました
これをきっかけに「自分自身の幸せな納得いく職業人生」について
自分自身が主役である自分の人生として
『自分で考え、自分で選び、自分で決める』
方が1人でも増えることを願ってやみません
ものは考え様
以前東京出張のとき、某有名百貨店でお手洗いに行ったときのこと。。。
何故だかはわからないのですが、手洗い場の蛇口からの水がちょろちょろとしか出ない。「洗いにくいなぁ」と思いながら洗っていました。
しばらくして、すぐ横に小奇麗な感じの白髪のおばあちゃまが来て同じように手を洗おうとしていました。その後私の方に笑顔を向けて「まぁ、よく節約してますのね」と言われたんです。
なんだか、すーっと涼やかな風が通っていったような、心地よさを感じました。
枠組みを変えてみることを「リフレーミング」ともいいますが、考え様(よう)や言い様(よう)を少し変えてみることで、ささいな不快感をさらっと受け流すことができるようです。
例えば「なんで、○○してくれないの!」としてくれないことに焦点をあててしまいそうな時は、「ここまでしてくれてありがとう。もう少し、やってくれるともっと嬉しいな」と、してくれたことに焦点をあててから、次のリクエストに気持ちを向けていくのも、一つの方法でしょう。
あのおばあちゃまのような「考え様、言い様」ができるようになろうと思います。
コーチングの事例:社員が思うように動かない
ご相談:
Bさんは、社員15名の企業経営者。設立12年目で、順調に成長している。会社の将来を見据え、新規ビジネスを、と考えプロジェクトチームを作ったが、思うように機能しない。
通常業務に終われているせいもあるが、勢いを感じない
コーチングの会話:
どうすれば、プロジェクトチームが機能するか?「勢い」を感じられない理由はどこにあるか?の2点を考えていただく。
Bさんに「なんとかしなければ」という焦りのようなものがあり、自社の将来像を社員と共有することに時間を割いていなかった。
行動変容:
企業が一丸となって取り組む2013ビジョン策定委員の選出。
「人を大切にする」という企業理念を具体的に示すための行動指針をつくる
スピーチコンテスト
6月10日に県民交流センターで、「高校生英語弁論大会九州地区代表選出鹿児島県予選会」に審査委員として出席しました。
全員すばらしいスピーチを聞かせてくれました。
内容も外国人との交流や実際に留学しての経験に基づくものが多く、説得力のあるものでした。
また、採点基準のひとつである、表情やジェスチャーなども十分に練習をしてきたことがよく伝わりました。
特に、得点が高かった参加者は、ほとんど原稿に目をおとさず、きちんと聞き手をみてアイコンタクトしながら話していました。
声のトーンも時には高く時には静か目に変えて、スピーチを通して訴えたいことを強調していました。
コーチングでもそうですが、このような言葉以外のメッセージ(ノンバーバルメッセージ)で相手に伝えられるものは、言葉によるメッセージ(バーバルメッセージ)以上に大きいと、あらためて納得しました。
選抜された2名には、さらに研鑽して九州大会でもがんばって欲しいと思いました。
ジョブカードについて取材受けました
南日本新聞社会部の記者さんから3日に依頼を受け、5日に取材を受けました
新しくスタートしたジョブカード制度の、キャリアコンサルタントとして、求職者へジョブカードを発行する立場から、現状についてなど・・・
ジョブカードはご存知の方も多いと思いますが、若年者(概ね35歳未満の”就職氷河期”に新卒となった世代)や子育ての終わった女性など、キャリア教育を受ける機会が少なかった求職者を対象に、職業教育訓練機会を(既存の教育施設訓練や企業内訓練による)設け、エンプロイヤビリティ(雇用されやすさ,雇用され続ける能力)を身に付けていただくのが主な目的とされています。
これから各方面の努力と連携により、ニート・フリーター問題,団塊世代定年による労働力不足問題などへの効果が期待されていますが、スタートしたばかりの制度で、現場は試行錯誤の中、早急な対応を進めています。
インタビューでは、以下のような点についてお話しました
・求職者だけでなく、受け入れる側の企業も受け入れるために、能力体系の整備や、評価制度の充実、評価方法の確立など、やるべき事がある
・ジョブカードは作成することより、作成するプロセスを通して、求職者本人にとって幸せな、納得いく職業人生を意識し、自発的で前向きなキャリア形成に有用である
・求職者一人一人が、問題を解決し、望む結果を手に入れるための力を持っている
・一人で考えるだけでなく、本やインターネットでの様々な情報収集や、たくさんの他人の話を聴きつつ、自由に何らかの方法(ノートなど)で書き出してみるとより効果的である
・ジョブカードの有効な活用方法を、誌面や講座などで紹介していくとより効果的である
などなど・・・
記者の方も、この制度をより良いものにするために広く社会に伝えようという態度で前向きに捉えてくださり、非常にありがたく感じました。
記事は、他の関係各機関のお話もお伺いした後、まとめて書きますということでした。
また、取材後、改めて学生のうちからの早期キャリア教育の必要性や、就業中の方に対するキャリア教育やメンタルヘルスの重要性についても思いを巡らせることも出来ました。
本当に良い機会を頂きました。
志布志高校 記事 AFS NewsNo.127
(A-cubeの国際交流事業 AFSに関する記事です。)
AFS日本協会のニュースに、志布志高校が紹介されました。
志布志高校では、留学生を受け入れていただくだけでなく、AFS鹿児島支部のイベントや活動に積極的に参加してくださって、日本の高校生と世界あちこちの国から来ている高校生との交流に、お手伝いいただいております。
このPDFの9ページ目に掲載されています。
5月20日 スカイプ講座
スカイプ講座の開催風景です。
このように、インターネットによって、約400km離れた場所でのセミナーが可能になります。
受講生の皆さんの反応もリアルタイムで解りますので、理解に合わせた進め方が可能です。
この日は、コミュニケーションのタイプごとのグループに分かれて、受講生一人一人の特徴や強みを、ポジティブに力を合わせて引き出していただきました。
グループごとでも特徴が見られ、和気藹々とした中にも真剣に取組んでいただき、それぞれ気付きや得るものがあったと思います。
きっとすばらしい自己アピ表が出来たことでしょう!
双方ハッピーでいること
AFS留学生 春組年間生が鹿児島に到着してから2ヶ月以上が経過しました。この時期、必ずと言っていいほどあらわれるひとつの現象があります。「ストレス風船の爆発」です。
初めのうちは一生懸命家族や学校に溶け込もうとしていた留学生たちも、そのうち慣れて自己主張が出てきます。
反面、日本語力はまだ十分とは言えないので、伝わらないもどかしさから無口になったり、慣れ親しんだ本国の生活習慣に戻したいという気持ちから行動が変化し、家族の反感を買ったりします。
また、ファミリーもそろそろ疲れが出てくるころ。
梅雨の鬱陶しさも相まって、ストレスが溜まってくるころなのです。
こういうとき、どちらの相談にのるときにもコーチングスキルのひとつ「傾聴」が最も必要です。
いきなり、これまでの事例を話したり「こうあるべき」を諭したりするのでなく、まずは30分でも1時間でも話を聴く。
ひとしきり話が終わったら、これまでの努力をねぎらい、求めに応じてアドバイスや事例をお話しするようにしています。
そして、双方が少しずつ歩み寄って、双方ハッピーでいられる方法を一緒に考えます。
画期的な解決策など見つからなくても、話すことで軽くなって、小さな努力目標を決めるだけで、また一緒に過ごせるようになることが多いです。
もちろん、ストレス風船が膨らみきってしまう前に気づくことがもっと大切なことなのですが。。。。
6/25~27 3日間 就職支援講座
鹿児島県若年就職サポートセンター
財団法人鹿児島県雇用支援協会 主催
「若年者のための求職活動支援 3日間講座」
6月25日(水)26日(木)27日(金)
場所:鹿児島中央ビル5階
参加費:無料
コーチングの事例:業績を伸ばしたい保険営業
ご相談:
Aさんは、保険営業を始めて3年。保険商品には自信を持っており、お客様にお勧めすることに迷いはない。しかし、他の同時期に始めた担当者より業績があがらない。
コーチングの会話:
Aさんが自社の商品に自信を持っている事を十分に認める。
そのうえで、他の担当者の中で髙い業績を維持している人の行動特性が、「お客様主体の柔らかい態度」であることを、思い出す。
Aさんご自身が、商品に対する自信から強く売り込んでいたことに気づく。
行動変容:
柔らかな笑顔の練習。商品の説明の前に最低5分は相手の話を聴く。