「今の自分にできること」+α
5月28日から実施している、求職者支援訓練の職業能力基礎という授業で、キャリア形成支援(自らの、仕事という視点からみた人生(仕事人生)を再度見つめ直す内容)を行いました。
内的キャリア(やりがいや働きがい、やる気、動機、喜び、働く意味など、自分の内的要因から見た仕事,仕事人生)と、外的キャリア(名刺にかける肩書きや所属、資格、技術などの外的要因から見た仕事、仕事人生)という概念(参照:日本キャリアカウンセリング研究会 http://bit.ly/LHQg8k)や、キャリアがつくられる6つのステップ、キャリア形成において自己理解が有用で必要であるという点などを説明した上で、それぞれの自己理解と職業理解の進め方を学び、人生の節目で自ら行えるよう、実践を交えて取り組んでいただきます。
目指すのは「自分にとって納得いく幸せな仕事人生」を考え、実現に近づくことです。
(満足ではなく、納得というところが大切です)
毎回感じることは、就職活動をする際に、無意識のうちに『今の自分にできること』を基準に会社選びをされている方が多いということ。
仕事は、大抵の方が人生において大きなウェイトを占めるもの。この部分で幸せを感じられたら人生どれほど素晴らしいものになるでしょう。
辛く大変になりがちな転職の時期を、少しでも幸せになるためのチャンスと捉えて、『今の自分にできること』に加えて、『将来できるようになりたいこと』や『やりたいこと』などにも意識を向け
「情報を集める」
⇒「自分で考える」
⇒「自分で選ぶ」
⇒「自分で決める」
⇒「自分で行動する」
⇒「結果を引き受ける権利を獲得」
を何度も実践しながら「自分にとって納得いく幸せな仕事人生」実現に近付けるように、出来る限りの支援を行っていこうと、思いを新たにしました。