産業おこし郷中塾で教わったこと-1


 6/2-3鹿児島市内で行われた産業おこし郷中塾で学んできました。(実は年齢制限を大幅にオーバーでしたが、鹿児島に居ながら勉強できる良いチャンスだと思って、入れていただきました。)

 複数の切り口から興味深い話をたくさん聞くことができたので、何回かに分けてご紹介します。

 ひとつめは、一橋大学名誉教授 明星大学経済学部教授 関 満博氏 が、交流会(10人程度のグループに分かれてのディスカッション)後の発表会の場でのコメント。

 中国の成長企業が目標としていること(標語)

 1.ドイツの品質  2.中国の価格  3.日本のサービス

 つまり、ドイツのような品質で物を作り、中国のような価格設定をし、日本のようなサービスを提供することが目標なんだ、ということです。

 これまで、品質といえば日本、というような自負がありましたが、中国から見るとドイツの方が優れていて、その代わりに日本のサービスの質の高さは認められているということなのだそうです。

 たしかに、海外に行ってさまざまなサービスを受ける時、どうしても日本のサービスレベルを基準に考えてしまうので、「この金額を払っているのに、このレベルなの?!」と感じることが非常に多くあります。

 誇りにすべき日本のサービスの質、しかし昨今ではサービスの質も他の国に抜かれてしまうのではないかと危惧してしまうような、そんな低下ぶりを目にします。

 ともかく人件費が高い日本、しかし高い質のサービスを提供すれば、諸外国も文句なしに日本の人材に高いコストを払うのではないか、そのために私たちは何ができるだろうと考えました。

2012-06-03

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